シンガポールは近視の人の割合が多く、近視抑制の研究も盛んに行われているようです。
シンガポール国立眼科センターは、近視の進行予防のために、1日2時間は室外に出て太陽光に当たることの重要性を報告しています。
でも、なかなかライフスタイルを変化させるのは難しいので、他の近視進行抑制の手段として、アトロピンの点眼を勧めています。下の写真は、シンガポール国立眼科センターのページの抜粋ですが、低濃度アトロピン点眼で50%強の小児の近視抑制に効果があると説明されています。
1つ前の近視抑制のページの図にもある通り、低濃度アトロピン点眼を継続することで、近視の進行を抑えることができるとの報告があり、徐々に日本でも扱っている施設が増えている状況です。
マイオピン点眼は日本の保険診療では認可されておらず、自費診療となります。
また、日本では保険診療と自費診療を混合で行うことが認められていませんので、通常の保険診療時に、ついでにマイオピン点眼を処方することはできません。
お手数ですが、一度通常の診察を受けて頂き、近視の有無を確認した後に、再度自費診療に来ていただく形となります。
初診時と半年おきの検診時の診察代:1回につき1500円(税込)
点眼代:1本3000円(税込・約1か月使用できると思います)
安全性と効果の確認のため、半年に1回は検査を受けて頂きます。その間は、点眼が無くなった際に適宜点眼を購入して頂いても、まとめて数本買って頂いてもかまいません。
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