翼状片とは、結膜(白目の部分)が角膜に侵入してくる病気です。
自覚症状としては充血や異物感などがあります。高齢者に多く、病気の発生には紫外線が関係しているといわれています。
写真1:向かって右側の結膜(白目)が、角膜に侵入している。
翼状片の手術は、単純切除(そのまま翼状片を切り取る)だけだと再発することがあります。また、翼状片があった部分の白眼が充血を続け、せっかく手術をしても赤みが残ることも多いです。
そこで当院では、正常結膜の皮弁(白目を一部切り取ったもの)を作成し、翼状片の患部に張り付けることで、赤みと再発を抑えるよう努力しております。
写真2:写真1の症例の術後。
手術時間は10-15分程度。翼状片の部分だけの局所麻酔。
術翌日と1週間後に診察を受けてもらい、1週間目で抜糸が必要です。
料金は3割負担で2万5千円程度。1割の方は8千円程度です。
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