糖尿病網膜症や網膜中心静脈閉塞症など、重度の虚血(目の血行不良)を引き起こす病気では、血流不全を改善するために新生血管が生えてくる場合があります。
写真1:虹彩全面に血管が生えている(虹彩新生血管)。虚血を補うために生えた新生血管。
このような症例では、必要以上の血管が生えてきて、目の中の圧の調整がうまくいかなくなる場合があります。
通常10から20mmHg程度の眼圧が、50とか60mmHgまで上昇して、ほぼ必発で失明するので、早急に緑内障手術で眼圧を下げる必要があります。
写真2
写真3:写真2の矢印部分から、写真3の白目(結膜)の下までを貫通させる穴を開けることで、意図的に水漏れを作成し眼圧を下げます。
費用は、3割負担で8万円、1割負担で2万円程度です。
手術時間は30分から1時間程度。
手術から1週間はこまめな眼圧調整が必要となりますので、数回の通院が絶対に必要です。
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