糖尿病が悪化し、網膜に影響が出ると糖尿病網膜症という状態になります。糖尿病網膜症では、網膜の血管が破壊され網膜に血流が通わなくなります。
写真1:網膜に多数の出血が見られる。
写真2:糖尿病網膜症患者の血のめぐりの写真(OCTアンギオ写真)。黄色矢印より外側の部分は真っ黒になっており、血が通っていないことを示している。
血が通っていない部分を置いておくと、新生血管緑内障など重篤な合併症につながるので、その部分をレーザー治療で焼きつぶします。
写真3:血が通っていない部分を全面的にレーザーで焼いている。
レーザー後も、その日からお風呂などのすべての生活ができます。
光凝固術(レーザー手術)の費用は、3割負担の方で5万円程度。1割負担で1万6千円程度です。
処置の完成までに4回程度の通院を要しますが、レーザー治療代は1回目の受診時に上記の金額がかかるのみです。
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