帯状角膜変性
帯状角膜変性(たいじょうかくまくへんせい)は、角膜の表面の少し下にカルシウムが沈着することで起こります。
角膜が混濁することで視力低下を来します。
写真1:矢印に囲まれた部分にカルシウムが沈着して混濁を来している。
帯状角膜変性の塩酸治療
帯状角膜変性は、カルシウムが原因ですので塩酸で溶かすことができます。ものの数秒で濁りが溶解します。
写真2:矢印で囲まれた部分の混濁が取り除かれている。
術後数週間は炎症が強く、ぼやけた状態となりますが、角膜表面がきれいになってくれば視力は戻ってきます。