涙の蒸発を抑えるために、瞼から油を分泌しているマイボーム腺という脂腺が、炎症を起こしできものが出来た状態です。
写真1:瞼のふちの、睫毛の近辺にあるマイボーム腺。
写真2:霰粒腫の代表的な形。この症例では、かなり腫れておりよく目立っている。
通常は、点眼や軟膏などで様子を見ますが、小さくならない場合や、目立つ場合は病変部を切除します。
写真3:上記症例の切除後。術後1週間で、写真にある糸は抜糸します。
写真4:術後数か月の写真です。ほぼ傷は分からなくなっています。
霰粒腫摘出術は3割負担で2000円程度、1割負担で700円程度です。その他、抗生物質などの薬剤料、お年寄りの場合は念のため癌検索のために切除した組織を病理検査しますので、病理検査料などが別途かかります。
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