高血圧や動脈硬化により、血管壁に圧がかかることで、血管の一部がコブ状になった病気を網膜細動脈瘤と言います。
写真1:網膜細動脈瘤(白矢印)と、そこから漏れた漏出液により形成された輪状白斑(黄色矢印)
動脈瘤からの漏出液(動脈瘤の弱った部分から漏れた液体のこと)で、網膜がふやけている場合は、原因となっている動脈瘤をレーザー治療でつぶします。
写真2:上段:治療前は、動脈瘤(黄色矢印)とそこから漏れた液による黄斑浮腫(ピンク矢印)を認める。
中段:動脈瘤にレーザーを当てて焼いた直後
下段:レーザー後1ヶ月で、黄斑部の液体は消えている。
写真3:矢印部分に網膜動脈瘤を認めるので、レーザー手術を施行。術後は、動脈瘤は消え、黄斑部にあった浮腫(水たまり)やその周囲の輪状白斑(白い脂)も消失した。
光凝固術(レーザー)の費用は、3割負担で約3万5千円、1割負担で約1万2千円です。
施行時間は数分程度。当日か入浴など全て可能です。
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