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大阪府堺市北区 なかもず駅前の さわだ眼科 です

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.072-258-8025

堺市北区中百舌鳥町2-39  なかもず駅前クリニックセンター301

視野検査の異常

視野検査では様々な疾患が見つかりますので、代表疾患を見ていきましょう。

緑内障の視野


写真の白矢印の部分の視神経がすり減っているため、それに対応した視野(青矢印で囲んだ部分)が欠けている。

脳梗塞後後遺症の視野


左右両眼とも、左上の視野が欠けている。


上の視野検査(静的視野検査)より広範囲の視野検査(動的視野検査)でも、同じ部分が欠けている。

視神経炎の視野


視神経が、何らかの原因で炎症を起こすと、視野が欠けます。
症例は、30代女性で左眼の視野欠損(青矢印の部分)がみられる。なお、右眼の視野は正常であった。


視神経炎では、炎症を減らすためにステロイドの大量投与を行います。
治療前に視野が欠けていた部分が、治療後は治っています。


レーベル病 (Leber病)の視野

レーベル病は遺伝性の病気で、10代から30代の比較的若年の男性に多い病気です。中心の視野が欠けてきます。今のところ、治療は困難です。

レーベル病に特徴的な視野変化である、中心暗点(真ん中の視野が無くなっている。青矢印で囲んだ部分)。

左眼も、右眼と同じく中心部分の視野が無くなっている。


下垂体腺腫の視野

下垂体腺腫では、両耳側半盲(左右の眼とも、外側半分の視野が欠ける)がみられます。脳外科での手術が必要となります。


右眼では、外側(耳側)の視野が半分かけている。


左眼も、耳側の視野が半分無くなっている。

さわだ眼科
Sawada Eye Clinicさわだ眼科

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