眼瞼痙攣は,眼の周りの眼輪筋(がんりんきん)に、自分の意志とは関係なく力が入る病気で,中高年に好発します。
初期症状は
1. まぶしい
2. 眼が開けていられない
3. 眼の乾き
といったものから、重症化すると
4. 電柱や人にぶつかる
ということに繋がっていきます。
痙攣に対して、当院で行っている治療は「ボトックス®注射」です。
ボトックス®注射は、ボツリヌス菌によって産生される毒素であり、眼の周りの筋肉をマヒさせることで、眼瞼痙攣、片側顔面痙攣の症状を和らげます。
すでに、アメリカ、イギリスを含め世界83カ国以上で承認され、世界で数百万人がこの薬による治療を受けています。
治療は眼周囲に6か所程度注射を打つことで、1週間ほどで痙攣が和らぎ、眼が開けやすく眩しさも軽減します。効果は3か月ほど持続するので年に3~4回ほど行うことになりますが、治療を重ねるうちに痙攣自体が治まってくる方もおられます。
治療費は、1割負担の方で6000円程度、3割負担の方で16000円程度です。(他検査の有無により、多少前後します)
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