視野検査では、「見えている範囲」を測ることができます。
緑内障は、視神経の萎縮が原因となって、視野が減少していく病気です。
定期的に視野検査を行って、視野が減少していくのが確認された場合は、緑内障の治療を開始する必要があります。
緑内障の治療としては、「眼圧(眼の硬さ)を下げること」が唯一、有効性が認められています。眼の硬さを下げることで、眼の神経への負荷を下げることが目的です。
緑内障手術
緑内障治療の初期は、目薬での治療となりますが、眼圧の下がり方が十分でない場合や、視野の減り方が早い場合は緑内障手術を行います。
当院での緑内障手術では、濾過手術といって、角膜の上側に水の出口を作成します。眼球内の水の通路を作ることで、眼球の圧を下げることができます。
時間は30分程度で、眼球のみの局所麻酔です。